いまや、美容師がヘアメイクして髪型作って、写真も撮って編集&レタッチまで…。
10年前では考えれなかったほど、撮影が当たり前体操化(←古い?)してる美容業界ですね。
そして、今のこの時代に撮影ができない、しない美容師、SNS発信が無い美容師はどんどん生き残れなくなる、そんな時代になってきてます。
昔の時代に今のこの仕事量をする美容師がいたら上手い下手は置いといて、かなり注目されてる万能クリエイター扱いだったんじゃないかと思います
撮影をする美容師がごまんといるなか、他の美容師と自分自身のスタイルを差別化しなければ確実にごまんの中に埋もれてしまうと思います。
じゃ、いかに自分色のスタイルを確立するか…
答えは簡単…
『自分の好きなテイストを推し続ける!!』
はい、これしかないと思います、はい。
誰だって、何かを始めるときは真似から入ると思います。
色んな真似をしまくって、『あ、この感じなんか好きかも』って感情の中から自分の好きなテイストを拾い集めてくもんなんじゃないかと。。
そんなこんなで、僕の好きなテイストは海が大好きなもんで、やはりなんといってもビーチテイストです。作り込んだヘアも好きですが、
その作り込んだヘアが潮風で少しヘタれたあの感じ
そう、このテイストこそが僕の一番の大好物です。。
あえてネーミングするなら…
『潮っぽヘア』
なんちゅうネーミングセンスの無さ…
とてもじゃないけど、ハッシュタグに書けないレベルのネーミングw
まぁそれは置いといてですね。
とにかく晴れてたらだいたいビーチでも撮影する僕ですが、
よくmellowsに初参加する美容師さんが
『海での撮影難しいですよね!?全然海が綺麗に撮れない!!』
って嘆いてるのをよく見ますが、そうなんです。
ビーチ撮影はかなーりかなーりムズイのですっヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3!!!!
何がむずいかというと…
- 太平洋側のビーチ撮影は基本海バックに撮ろうとすると、海が南向きで逆光満開で露出が激ムズ!海に露出合わせると、顔とヘアが真っ暗になって、顔ヘアに露出合わせると逆に海が白飛びする!
- ビーチの照り返しが強すぎて撮った写真を画面で確認しても眩しすぎて露出の明るさがいい感じなのか全くわからないw
- 季節によって太陽の通り道(高度)が違うから影の出方や、逆光の具合が全然違う!
- 朝と昼過ぎを比べると光の色味が違くて(朝は白っぽく、昼過ぎは少し赤みが入る)
- 当然だけどビーチは公共の場だから背景に人や犬や漁船などなど入りまくりで、「今の表情いい!」と思ってもシャッター押すタイミングがなかなか合わない!特にビーチ撮影したくなる夏は海水浴シーズンで人が多すぎてマジで大変。。
- そして、なにより1番厄介なのが…
風と湿気‼️‼️
都内でポートレート撮影なんかよくする美容師さんも多いと思いますが、障害物が何もないビーチには、都内のビルの間を吹く風と比べ物にならないくらいの強風が吹きます!!
これもコツがあって、昼以降になると基本南風(海から岸に向かう風=オンショアってやつですね)が吹いてきちゃいます。
特に夏場はほぼ毎日昼過ぎから南風が入ります。
って事は…
なるべく午前中にビーチ撮影した方が良いって話です!
しかし、うちの店は鎌倉。。都内から1時間半かけて、朝はやーく(9時入りとか、早い時は7時入りとか)から撮影しにきてくれるモデルさんは感謝しかありません。。
そして、もいっこ大変なのが湿気。。
これはもうお分かりでしょうが、湿気が多いと作り込んだ髪型は一瞬でほぼほぼストレートに。。
僕らmellowsの美容師が1番泣きたくなる瞬間ですね、はい。
なもんで、僕は撮影する日の湿気や、風の強さ、そしてモデルさんの髪質が湿気で誰やすい髪質かどうか…
色んなことを考えた上で、マイサロンでヘアを仕込んでからビーチ撮影に挑みます!
ただ楽しんで海沿いで撮ってんなー、くらいに思ってる人いるかもしれませんがw
正直室内で撮影するよりかなーり技術を必要とします!!
いくら考えまくって作り込んだ髪だって、強風が吹けば一瞬で終わりですがw
それでも、崩れた髪が1番可愛く見えるように狙って力の限りベストを尽くしますw
潮風で顔にかかるのだって、それはそれで『潮っぽヘア』っぽくてストーリーがあり良いと思います。
僕が投稿してるビーチ撮影や海沿い近くのロケ撮影のスタイルは実はこんな状況の中でやってるんです!
それを踏まえた上で、スタイル写真見てもらうと…
なんだか泣けてきませんか?w
それでも僕は『OCEAN×BEAUTY』をコンセプトに掲げてmellowsや、Laid Backをやってるので、ビーチ撮影はこれからもやり続けていきたいと思ってます!
都内には無い、湘南にしか出せないオリジナルなスタイルを発信するために…
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